専門の窓口を利用

銀行で生命保険の販売が開始されたのは2002年のことですが、その当初は個人年金保険が主流でした。定額個人年金保険と変額個人年金保険を多くの金融機関が扱うようになりました。特に、投資した資金の元本を保険会社が保証するタイプの変額個人年金保険は大幅に残高を伸ばした歴史があります。しかし、その後は変額個人年金保険の販売は減少傾向にあり、他の保険商品が主流になっています。銀行で保険相談ができるようになって10年以上になりますので、銀行では様々な保険商品の相談を受けています。保険相談は銀行以外でもできますが、資産運用の一環としての保険相談は、銀行や信用金庫で行う方が顧客にとっては利便性が高いと言えます。

個人年金保険に加えて、終身保険や養老保険のような運用系の保険商品の相談が銀行の窓口で増加しています。銀行は資金を預けて運用するとの認識の顧客が多いので、投資信託や国債などの他の金融商品との比較を含めて、運用商品としての保険相談に来店する顧客が増加しているのです。保険には運用の面と保障の面の二つの性質があって、他の金融商品とは異なるメリットもありますので、銀行では保障のメリットも含めて説明しています。今後も銀行の窓口での保険相談は増加することが予想されており、医療保険や損害保険など、その内容は様々な分野になります。それでも、銀行における保険相談の中心は運用系の生命保険でありことは間違いありません。